外出記録

ライブの感想とかを書きます。個人的な備忘録です。

外出記録

プロットポイント

LAWSON presents 夏川椎菜 1st Live Tour 2019 プロットポイント

 

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 めちゃめちゃになって精神が消滅しているうちに当日券が出ていて濁り切っていたところ、チケットが巡ってきたので目に焼き付けに行くことにしました。

 

 ということで慌てて千葉へ。千葉県文化会館2回目ですが、電車で行くのは初めてでした。時間もないのでチケットを譲っていただきちょっとお話をして中へ。お世話になった方ありがとうございました。機材開放席ということでしたが特に機材は気にならず、もしかしたら関係者席の開放なのかな?とか考えていました。同じ列には座っている人もそこそこいましたし。普通に席が席だったので座っていただけかもしれませんが。

 

 ステージには大きなひよこと小さな可動式の舞台。19時をまわって、映画館のブザーが鳴って開演。ダンサー2人とパンダの着ぐるみが登場。もう1回ブザーが鳴って、ダンサーがはけて、ダンサーの落とし物をパンダが拾って片付けてパンダも退場。ひよこに映像が映って、グレープフルーツムーン。1stライブの開幕は1stシングルの表題曲から。「千葉のみなさーん、こんばんはー!」程度の簡単な挨拶があってラブリルブラ。ラブリルブラはダンサーが登場して、間奏はちょっと長くて誕生日祝いがあったりという感じでした。Daisy Daysは何気に初めて聞きました。album mixになったことで1stの曲が2nd以降の曲に音が負けず、ライブでも映えるようになったのかなと思いました。

 

 パレイドのオルゴールっぽいBGMが流れ、ダンサータイム。この間に可動式の舞台がふたつになりました。衣装変えしてMC。有給の人ー?とか出席確認(「お給料もらって夏川見てるんでしょ」)があり、このライブに対する想いの話に。「忙しいのに来てくれてありがとう」「どうしても千葉県文化会館は外せない、それもできれは初日が良かった」「ここで開幕公演をしたいのは。TrySailのツアーで来たときに、ここでソロ活動を発表したから」「思い出深い土地・会場で、ひとりで立てているのが信じられない」「そのころは自分がソロ活動をやる意味が見つかってなかった」「スタッフさんにやりたいことを言える、やりたいことがあるというのが2年前のことからすると信じられない」「また1つ大きな思い出を残したい」といった話がありました。本人も言ってましたが終わり際の挨拶感がありますね……。でもここで見られたのはとても良かったなと思います。

 

 フワコロは間奏がちょっと長くなかったですか?4つ打ちのドラム、下りてくるミラーボール、そしてシマエバイイ。ライブでは初披露ですかね。演出付きだとより映える曲だなあと感じました。ステージが仕舞われ、ひよこに綿毛が舞う映像や夕焼け感のある照明からキミトグライド。

 

 ナンちゃんがハケてパレイドのBGM。立ち尽くすパンダ。

 

 衣装が変わってイエローフラッグ。ひよこツインズが黄色い旗を振っていました。グッズで旗売りませんか?

 

 MC。「イエローフラッグかっこよかったでしょ」「トラックダウンで妄想していたことができた」という感じの話がありました。あと旗を使ったウェーブがありました。ぴよぴよ。ここで「後半戦です!」と言われてマジ?となってしまいました。

 

 gravityで重力に逆らいつつ、同じ銀河で生まれたんだなあとなっていたところでナイモノバカリ→ステテクレバー。この流れダメすぎるでしょ……。四肢が散り散りになってしまいました。

 

 パレイドのBGM。小さい舞台が2つ改めて出現。そのままパレイドに。

いや不安定になってるときに生でパレイド聞くのは暴力ですよ……。助けてくれ……。なあ……。スカートを掴むのが本当に感情という感じでオタクも感情になってしまいます。大サビではパンダも振りをしていましたがキレッキレでした。パレイドのBGMにノイズが走ってファーストプロット。ここでこのライブの全てを理解しました。このパンダの世界がパレイドに収束したところで、その救いの無い世界にノイズが走ってファーストプロットが世界を崩す。これがログラインだったのか……。というかこれを書ける夏川椎菜さん何者なんだよ。某ベーシスト大絶賛も納得ですよ本当に。紙芝居の要領で自己紹介があり、ダンサーがハケ、ナンちゃんがハケ、ファーストプロットのBGMに乗せてパンダがハケてFin となりました。パレイドのインストに曲が変わって4人が再登場、カーテンコールをやって本編終了となりました。

 

 アンコール。「まるで劇のように作った」「ログラインというアルバムが物語のようで、その物語を表現したかった」「プロットポイントという言葉はターニングポイントと同じような意味、アルバムそしてこのライブが夏川にとってのプロットポイント」という話がありました。そして小説とEp01のお知らせがありました。Ep01はEPの1枚目でありエピソード1という意味があるそうです。「新しい夏川を楽しんでもらえる」だそうです。「プロットポイントがPHASE1だとしたら、Ep01はPHASE2」といった言葉があって、本編では披露されなかったEp01の楽曲に。ワルモノウィルは照明の感じがちょっとMVぽかった感じがします。HIRAETHは小さい舞台の階段に腰かけて、キタイダイはEp01の中で一番聞きたかったので満足です。ちゃんと跳べました。最後はチアミーチアユー。最後にチアミーチアユー持ってくるのずるくないですか。紙芝居の要領でオタクの叫ぶ部分を見せてくれたので、モニターが無くても正確に叫び散らすことが出来ました。最後に礼をして逆光の中を退場、ノイズが走って終演となりました。

  

 夏川椎菜、そしてログラインという“世界”を味わうライブでした。

 

 ぼくがTrySailを推すぞ!夏川椎菜!!となったのはすでにソロデビューした後(存在はその前から知っていましたが)で、それでもいろんな気持ちを感じるいいライブだなあとなったので、デビューからずっと追ってきた人、ソロデビュー発表をここで見た人の感情たるやという感じがしました。

千葉県文化会館でソロのライブができたらいいなってスタッフさんと話したり ——夏川椎菜. “ソロデビューするよ!!!”. ナンス・アポン・ア・タイム. https://ameblo.jp/natsukawashiinablog/entry-12240332916.html

でも本当に、千葉県文化会館で 1st ライブができて幸せでした! 夏川の出身地でもあり、ソロデビューの発表をした土地でもある、この会場には、楽しかった思い出も、嬉しかった思い出も、不安だった思い出も、緊張した思い出も、ぜーんぶ詰まっています! ——夏川椎菜. “やってやったぜ!初日!”. ナンス・アポン・ア・タイム. https://ameblo.jp/natsukawashiinablog/entry-12529829048.html

本当に素晴らしい、いいライブでした。

 

 

 

セットリスト:01. グレープフルーツムーン
02. ラブリルブラ
03. Daisy Days
04. フワリ、コロリ、カラン、コロン
05. シマエバイイ
06. キミトグライド
07. イエローフラッグ
08. gravity
09. ナイモノバカリ
10. ステテクレバー
11. パレイド
12. ファーストプロット
En1. ワルモノウィル
En2. HIRAETH
En3. キタイダイ
En4. チアミーチアユー