外出記録

ライブの感想とかを書きます。個人的な備忘録です。

外出記録

Reframe

Reframe Tour 2021

2021/11/19@金沢歌劇座

 

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 2020年2月26日。人生最後の春休みを都内某所でバイトして過ごしていたその日。東京ドームでPerfumeのライブがありました。ベスト盤ライブの千秋楽。パーフェクトスター・パーフェクトスタイルの亡霊となって3年半経ち、やっと巡ってきた機会でした。

 1年半を経て、やっと2020年2月26日を取り戻しに行く機会が巡ってきました。

 

 仕事を投げ捨てて全力で歌劇座へ。歌劇座は高校の頃の謎演劇鑑賞イベント以来です。入場列に並んでいると、衣装再現している人たちがおり、Perfumeのライブであることを感じます。ほかのライブでは見たことない気がします。また、入場列にはちょこちょこスーツ姿の人間もおり、仕事終わり駆け付けでPerfumeが見られることに大感謝。A席なのに思いのほか前の自席に着席し、数分遅れて開演。

 

 ステージすべてを覆う紗幕に、ノイジーな映像が流れ出すと、今日の日付が現れる。日付がどんどん巻き戻り、過去のMVの断片が流れる。再び今日に戻ると、紗幕の向こうに3人の姿があり、DISPLAY。イントロで紗幕が上がる。

 

 マイクチェック。Perfumeには不可欠なもの。リアルタイムに、ボイスサンプリングがされる。VOICE。縦型のモニタが再び出てきて、モーションキャプチャーされた3人の映像を流す。古い曲名が現れ、それぞれの振りを見せる。FUSION。そのままedge。

 

 過去のライブの名称が現れる。それぞれの時代のPerfumeを象徴する曲の一節が流れる。Perfumeを現すような三角形の紗幕が下りてくる。シークレットシークレット。三角形に映る過去のライブの断片。「キミ」から「キミ」だけを合わせたMIXが流れ出す。続けて「ボク」「オモイ」「セカイ」そして「ヒカリ」。無限未来。

 

 ふわっとした布が下りてくる。オーロラのように。ドライアイスの煙幕が、地を這う。Challenger。(この辺すごすぎてキャパオーバーになって記憶があやふやです。)エンドロールが流れ、再び紗幕が上がる。アンコールとしてのポリゴンウェイヴ。

 

 MC。あーちゃん「この拍手が本当に染みます。やっと会えましたね。Reframeは歴史・データの再構築の公演。石川に来るのはOTONOKO以来で、ワンマンは初。この作品だからホールツアー。考えた人は天才。」かしゆか「自分が生まれた土地で、Perfumeのライブができるのは感慨深い。」のっち「楽屋で笹寿司とか甘納豆を食べた。テクノロジーは愛でできている!」

 

 Reframeは再構築。Perfumeの今までを再構築し、これからに接続する公演。演出に圧倒されました。金沢なんかまで来てくれてありがとう。シークレットシークレットとかいう楽曲も聞けて満足です。それはそれとして、普通にホールライブで、パーフェクトスター・パーフェクトスタイルの亡霊を辞められる日はいつになるでしょうか……。